《真珠》歌词

[00:00:00] 真珠 - 天野月子

[00:00:29] 口を閉ざしたまま

[00:00:32] あたしは沈んでいた

[00:00:35] 夥しい数の砂に潜って

[00:00:40] 誰よりも上手に

[00:00:43] 泳げているつもりで

[00:00:46] 足を取られてた 海の底に

[00:00:51] その手に掬い出され

[00:00:56] あたしは空を眺めてる

[00:01:02] 萎んでしまわぬように

[00:01:08] あなたはあたしに

[00:01:11] 水を与え続けてる 何度も

[00:01:20] あなたから注ぐ いくつもの雨が

[00:01:26] あたしの心に 真珠を産み落とすの

[00:01:32] 手のひらの上で転がしてはまた

[00:01:37] 想いに震えて 雨が落ちる

[00:01:41] 全部 あなたにあげるよ

[00:01:45] あたしの身体で 吐き出せる すべてを

[00:01:55] 帰り道の途中

[00:01:57] あたしを運び上げる

[00:02:00] 美しい色の魚と出会った

[00:02:06] 躓かないように

[00:02:09] ほんの少しだけでも

[00:02:12] 浮かべるようにと 波を立てた

[00:02:17] その手が伸びてた事

[00:02:22] あたしはいつ気付いただろう

[00:02:28] やさしい言葉ですら

[00:02:34] 怪訝に疑い いつも耳を塞いでた

[00:02:42] いつでも

[00:02:46] あなたから貰う いくつもの雨が

[00:02:51] あたしの真珠に 光を呼び戻すの

[00:02:57] 手のひらに乗せて確認しながら

[00:03:03] まばゆい想いに 雨は落ちる

[00:03:07] 全部 あなたにあげるよ

[00:03:11] あたしの身体で 吐き出せる すべてを

[00:03:41] 見せたくなどなかった

[00:03:43] 罅割れてしまってた

[00:03:46] 花をあしらう 花瓶さえも

[00:03:51] あなたはその両手で

[00:03:54] あたしの皹を塞ぎ

[00:03:57] 大丈夫だよと 繰り返した

[00:04:06] あなたから注ぐ いくつもの雨が

[00:04:11] あたしの心に 真珠を産み落とすの

[00:04:17] 手のひらの上で転がしてはまた

[00:04:23] 想いに震えて 雨が落ちる

[00:04:29] あなたから貰う いくつもの雨が

[00:04:34] あたしの真珠に 光を呼び戻すの

[00:04:40] 手のひらに乗せて確認しながら

[00:04:46] まばゆい想いに 雨は落ちる

[00:04:50] 全部 あなたにあげるよ

[00:04:54] あたしの身体で 吐き出せる すべてを

[00:05:03] あなたにあげるよ

[00:05:05] あたしの身体で 吐き出せる すべてを