《月見草》歌词

[00:00:00] 月見草 (第三高等学校寮歌) - 加藤登紀子 (かとう ときこ)

[00:00:08] 词：岡本扇一

[00:00:17] 紅萌ゆる岡の上

[00:00:23] 夕月淡く照らす頃

[00:00:29] 戀に泣く子は唯一人

[00:00:34] 吉田の山をさまよひぬ

[00:00:40] 折りから山の静けさを

[00:00:45] 破りてひびくマルサスの

[00:00:51] 挽歌の聞こゆ来て見れば

[00:00:57] 此處に一人の乙女あり

[00:01:02] 月は東の空に出で

[00:01:08] 曠野の果ての月見草

[00:01:14] 一人咲くべき戀の夜に

[00:01:19] 可憐の乙女何を泣く

[00:01:37] 思ひぞ出づる去年の夏

[00:01:43] 三津が浜邊の夕月に

[00:01:48] 末を誓ひしその君は

[00:01:54] 花の都に出で立ちぬ

[00:01:59] 待ちにし甲斐も荒波の

[00:02:05] 砕けて散りぬその君は

[00:02:11] 學びの路にいとすぎて

[00:02:16] 病の床に打ち伏しぬ

[00:02:22] 神に祈りし甲斐もなく

[00:02:28] 佛に泣きし甲斐もなく

[00:02:33] 嗚呼その君はその君は

[00:02:39] 永久の旅路に死の蔭に

[00:02:56] 君にと投げしこの腕

[00:03:02] 君にと梳きし黒髪も

[00:03:08] 今将此處に何かせん

[00:03:13] 戀しの君は今はなし

[00:03:19] されど乙女子戀の子よ

[00:03:25] 君永却の死に去れど

[00:03:30] 戀には朽ちぬ命あり

[00:03:36] うましき戀に君よ泣け

[00:03:42] うましき戀に君よ泣け