《不倒翁倒下了》歌词

[00:00:01] 不倒翁倒下了 - 鏡音リン&初音ミク

[00:00:02] だるまさんがころんだ

[00:00:23] それは嵐のように突如として

[00:00:26] 現れ僕を指差して言った

[00:00:28] 「さあ遊びましょ

[00:00:30] あなたの宝物は預かっているわ」

[00:00:33] わけのわからぬ事をと周りを

[00:00:35] 見れば

[00:00:36] 正気の沙汰なし

[00:00:38] 「あたしが鬼ね」と言う奴を

[00:00:40] 余所目に袋小路

[00:00:42] 彼女を餌にして先んじよう

[00:00:47] 待て仲間を手に掛ける

[00:00:49] なんて「どういう了見ダ」

[00:00:52] どこかに打開策があるはず

[00:00:56] さあ思考を巡らすのだ

[00:01:02] だるまさんがころんだ

[00:01:04] つられて僕も転んだ

[00:01:06] そのまま地面に伏せた

[00:01:08] 名前は呼ばれなかった

[00:01:11] だるまさんがころんだ

[00:01:13] 彼女が微かによろけた

[00:01:15] ゆらりそちらを見やった

[00:01:18] 名前呼ばれ彼女は捕まった

[00:01:40] それは居るだけで

[00:01:41] 汗の流れ落ちる暑い夏の日で

[00:01:44] あった

[00:01:45] 目の前の面白い子は

[00:01:47] 豆鉄砲くらった鳩のよう

[00:01:50] 動かぬ口の代わりに

[00:01:52] 目で訴える「正気の沙汰なし」

[00:01:55] でもそんな雑念に

[00:01:56] 囚われていては袋小路

[00:01:59] 彼を囮にして裏かけば？

[00:02:03] ああ仲間を手に掛ける

[00:02:06] なんて「とっても上々ね」

[00:02:09] 更に荒唐な表情を見せとくれ

[00:02:13] さあ思考を巡らすのだ

[00:02:19] だるまさんがころんだ

[00:02:20] つられて僕も転んだ

[00:02:23] そのまま地面に伏せた

[00:02:25] 名前は呼ばれなかった

[00:02:28] だるまさんがころんだ

[00:02:30] 彼が僅かにふらついた

[00:02:32] ゆらりそちらを見やった

[00:02:35] 名前呼ばれて彼は捕まった

[00:02:39] だるまさんがころんだ

[00:02:40] はやくしないと連れてっちゃうよ

[00:02:43] だるまさんがころんだ

[00:02:44] はやくしないと指切っちゃうよ

[00:02:47] だるまさんがころんだ

[00:02:49] はやくしないと冷めきっちゃうよ

[00:02:53] だるまさんがころんだ

[00:02:55] だるまさんがころんだ

[00:02:57] 真剣勝負と云うには不条理な

[00:03:01] この直線距離だけ

[00:03:04] どうにか縮めたい

[00:03:07] 酸いも甘いも飲み込んで

[00:03:10] さあ思考を巡らすのだ

[00:03:19] だるまさんがころんだ

[00:03:22] 全速力で駆けた

[00:03:24] 先の傷は痛くなかった

[00:03:26] 痛みすら思考の外だった

[00:03:29] だるまさんがころんだ

[00:03:31] 奴の背中に触れた

[00:03:33] 彼等は意識を戻した

[00:03:36] 一斉に折り返せ

[00:03:39] だるまさんがころんだ

[00:03:41] 全速力で駆けた

[00:03:43] 先の傷は痛くなかった

[00:03:45] 痛みすら思考の外だった

[00:03:48] 「止まれ」と手を挙げ叫んだ

[00:03:50] 身体が動かなくなった

[00:03:53] 奴は真っ直ぐ近づいた

[00:03:55] 僕の前でぴたりと停止した

[00:03:58] 「日が暮れるからもう帰ろ」