《足のつく海》歌词

[00:00:00] 足のつく海-尾崎雄貴

[00:00:02] 作詞：尾崎雄貴 作曲：Galileo Galilei

[00:00:08] 街の喧噪に探している声をきいた

[00:00:14] 今そこへいくから

[00:00:24] 品のかけらもない 光る看板と

[00:00:28] 空を覆う電柱の森で

[00:00:35] 君は暮らしている

[00:00:56] 道ゆく戦車 おもちゃの兵隊

[00:01:00] うなる番犬がそこらじゅうにいるよ

[00:01:12] ヘリの爆音が 耳の中を ひっぱたいて

[00:01:18] どこかへ消えてった

[00:01:23] そろそろみたいだよ

[00:01:28] 火薬の匂い 命の匂い

[00:01:32] 海岸はもう人で いっぱいになっていた

[00:01:44] 海を渡って 向こう岸へ いけるかも

[00:01:50] 君の手をとった

[00:01:56] 死人みたいな色の水面をかいて進む

[00:02:03] もう二人の体温さえ伝わらなくて 怖い

[00:02:12] 空を覆った雲を夕日が染めていくけど

[00:02:19] もう泥を吸った綿にしかみえなくって

[00:02:28] “綺麗なもの”なんか 僕らのまわりには

[00:02:35] なにひとつない

[00:02:44] 風邪をひいて熱がでてる

[00:02:48] そこの島で少し休んでいこう

[00:03:00] 浜辺の岩場に 君をねかせ

[00:03:04] 僕はひとりふらふらと歩いた

[00:03:11] 夜の闇がくる

[00:03:32] いにしえの人たちが 空に描いた

[00:03:38] 物語を すこしだけど

[00:03:48] 僕は読んできかせてやった

[00:03:52] 君はもう眠っているのに

[00:04:00] 大きすぎる宇宙に

[00:04:04] 吸い込まれそうになった

[00:04:08] ここには耳をつんざく音もなくて 眠い

[00:04:16] 帰るところを失った

[00:04:20] これからいく場所も知らない

[00:04:24] ただただ

[00:04:25] 恐怖と不安の海がつづくだけだった

[00:04:32] もしこのまま君が

[00:04:36] 目覚めなかったらどうしよう？