《傷潮溺亡》歌词

[00:00:16] 手足二つずつ生えている

[00:00:18] 程度じゃ

[00:00:19] 愛せるものも二　三で

[00:00:20] それが

[00:00:21] バカみたいに

[00:00:22] 増えれいくようだと

[00:00:24] 捨ててかなきゃ

[00:00:25] 行けないね

[00:00:26] だから

[00:00:27] 沢山愛せるようにと

[00:00:29] 意地汚いこの僕は　ある日

[00:00:32] 不器用な自分を愛するのは

[00:00:35] 止めにすると決めたんだ

[00:00:37] 僕は

[00:00:42] 僕は

[00:00:48] 神様から授かった

[00:00:50] この生命を

[00:00:51] 母から受けた生命を　僕は

[00:00:53] 人並みには

[00:00:55] 使えましないので

[00:00:56] 今朝のゴミに出しました

[00:00:58] 誰にも期待なんてされずに

[00:01:01] いよいよ開演を迫られて

[00:01:04] ついに幕をあげた人生劇場

[00:01:07] 客もいないままに

[00:01:09] かなしみのなみにおぼれる

[00:01:14] かなしみのなみにおぼれる

[00:01:30] どうもこの心は

[00:01:31] 重症らしいが

[00:01:33] 市販薬も効かねえし

[00:01:35] それに

[00:01:36] 耻ずかしながら

[00:01:37] この生活では

[00:01:38] 医者に頼る金も無い

[00:01:40] だから

[00:01:41] ぽっかり開いた傷口は

[00:01:43] 疾うの昔に爛れて

[00:01:46] ある日　傷口から

[00:01:47] 垂れてた虚しさが

[00:01:49] ゲロ吐くように溢れた

[00:01:51] 教室の隅で読書をする

[00:01:54] 凛とした長髪のあの子は

[00:01:57] 僕が恋してると

[00:01:58] 囃し立てられて

[00:02:00] いじめに遭いました

[00:02:02] かなしみのなみにおぼれる

[00:02:07] かなしみのなみにおぼれる

[00:02:17] 始発の小田急が

[00:02:18] 毎朝僕を怒鳴りつけては

[00:02:22] 飛び起きた

[00:02:23] 僕の一日を今日も

[00:02:25] ひき殺してく

[00:02:28] 生きるために

[00:02:29] 食べるために

[00:02:30] 大事な物を

[00:02:32] 売り過ぎたようで

[00:02:33] いつまで経って

[00:02:34] もこの大きな穴は

[00:02:36] 湛えられやしない

[00:02:38] かなしみのなみにおぼれる

[00:02:43] かなしみのなみにおぼれる

[00:02:49] かなしみのなみにおぼれる

[00:02:54] かなしみのなみにおぼれる