《うどん慕情》歌词

[00:00:00] うどん慕情 - 伊藤かな恵 (伊藤加奈惠)

[00:00:02] 詞：松井洋平

[00:00:04] 曲：EFFY

[00:00:06] 皆様、私は鎌月鈴乃と申す。

[00:00:10] 故あってここ笹塚に

[00:00:12] 罷り越してきた。

[00:00:14] 時代遅れの旧家の娘、

[00:00:16] 世間知らずで相済まぬ。

[00:00:20] 不思議な縁で

[00:00:25] エンテイスラから日本

[00:00:30] 流れ流れて

[00:00:32] 笹塚のヴィラローザ

[00:00:39] 白い(すずの!)

[00:00:41] 麺は(うどん!)

[00:00:44] 隠した想いを込めて茹でよう

[00:00:53] ご近所の付き合いは

[00:00:58] 長屋暮らしの

[00:01:03] とても大事なことだから、

[00:01:07] うどん…贈らなければ

[00:01:23] 初めて訪れたのだけど、

[00:01:26] 何故だかどこか懐かしい。

[00:01:29] ここは、私が失った

[00:01:32] 何かに溢れているのだな…

[00:01:34] なさねばならぬと

[00:01:39] 忍ばせた己の迷い

[00:01:44] 何故かここで

[00:01:46] 暮らすほどに溢れてくる

[00:01:53] 馴れぬ(すずの!)

[00:01:56] 嘘を(うどん!)

[00:01:58] 隠した着物の模様…

[00:02:05] それさえ

[00:02:07] 「かまわぬ」と呼びかけて

[00:02:13] 私を包む

[00:02:17] これを情けと呼ぶのだな、

[00:02:22] また…涙が落ちる

[00:02:48] 茹であげたこの麺のコシの強さが

[00:02:58] 『絆』なんだと気付かせる、

[00:03:03] 皆…うどんを食べよう

[00:03:11] まだまだなにも解らぬけれど、

[00:03:14] うどんを囲むこの団欒と、

[00:03:17] そこに灯った笑顔のことを、

[00:03:21] 今は信じてみようと思う。

[00:03:25] 笹塚…ここへ来てよかった。