《黄昏の贤者》歌词

[00:00:00] 黄昏の贤者 - Sound Horizon (サウンドホライズン)

[00:00:03] 词：Revo

[00:00:06] 曲：Revo

[00:00:10] 彼の名は『賢者』

[00:00:14] 正確にはその呼び名も通称

[00:00:19] 本名は全く以って不詳

[00:00:24] 私が初めて彼と出逢ったのは

[00:00:29] ある春の日の黄昏

[00:00:38] 「今晩和Mademoiselle

[00:00:42] そんな浮かぬ顔をして

[00:00:45] 何ことがおまえは悩みかな？

[00:00:47] 先こと君はその噴水を廻り

[00:00:49] 廻ったの回数は11回

[00:00:52] 歩数にしておよそ704歩

[00:00:56] 距離にして実に337メートル

[00:00:59] 愚かな提案があるだが

[00:01:02] どうだろう？

[00:01:03] 私は良ければ

[00:01:04] 君の話し相手なりたい」

[00:01:20] まずは誰もいない

[00:01:24] 其れが零だ

[00:01:27] 其処に私が現れた

[00:01:30] 其れが壱だ

[00:01:34] そして君が現れた

[00:01:37] 其れが弐だ

[00:01:41] 単純な数式にこそ

[00:01:44] 真理が宿る

[00:01:47] そんな容易なことにさえ

[00:01:51] 自らを閉ざして

[00:01:54] 気づけない時もあるのだ

[00:02:03] 「やぁ御機嫌よう

[00:02:05] Mademoiselle

[00:02:06] 先日の悩みことを

[00:02:08] 解する解答でなるかな？

[00:02:11] 君と出会ってから

[00:02:12] 今日ちょうど一週間

[00:02:14] 時間にして168時間

[00:02:17] 分にして10080分

[00:02:20] 秒にして604800秒

[00:02:24] と言ってる間にも

[00:02:26] 23秒が積しまた

[00:02:28] 今も君の話し相手なりたい」

[00:02:45] 朝と夜との地平線

[00:02:48] 其れが弐だ

[00:02:52] 時の王が眠る墓所

[00:02:55] 其れが参だ

[00:02:58] 煌めく永遠の星屑

[00:03:02] 其れが伍だ

[00:03:05] 単純な素数にさえ

[00:03:08] 真理は宿る

[00:03:12] どんな容易なことにさえ

[00:03:15] 自らを閉ざして

[00:03:19] 気づけない事もあるのだ

[00:03:26] 君の悲しみを

[00:03:29] 因数分解してみようか？

[00:03:32] 幸福の最大公約数を

[00:03:36] 求めてみようか？

[00:03:39] 涙を拭ってさぁお立ちなさい

[00:03:46] 君の途はまだ続くのだから

[00:04:18] なるほど

[00:04:20] 産むべきか

[00:04:23] 産まざるべきか

[00:04:26] それが最大の謂わば問題だ

[00:04:33] 歓びの朝も哀しみの夜も

[00:04:39] 全ては君の物

[00:04:46] 未見ね者へ繋がる歌物語

[00:04:53] 詩を灯す物語

[00:05:00] 『風車』が廻り続ける度に

[00:05:04] 『美しき』幻想が静かに紡がれ

[00:05:07] 『焔』の揺らめきの外に

[00:05:10] 『腕』を伸ばす愚かな者達は

[00:05:14] 『宝石』をより多く掴もうと

[00:05:17] 『朝と夜』の狭間を彷徨い続ける

[00:05:22] 『星屑』の砂の煌めきにも

[00:05:24] 『葡萄酒』は仄甘い陶酔を魅せ

[00:05:28] 『賢者』が忌避する檻の中から

[00:05:31] 『伝言』の真意を

[00:05:32] 彼等に問うだろう

[00:05:35] 『天使』が別れを告げし時

[00:05:38] 『地平線』は第五の物語を識る

[00:05:42] Roman

[00:05:43] 「繰り返えされる『歴史』は

[00:05:45] 『死』と『喪失』

[00:05:46] 楽園と奈落を巡り

[00:05:49] 少年が去った後

[00:05:51] そこにどんな『ロマン』を

[00:05:53] 描けのだろうか？」

[00:05:56] 気づける事は怖いかね

[00:05:58] 失う事は怖いかね

[00:06:00] 真実の事は怖いかねだからこそ

[00:06:04] 私はそんな君の

[00:06:06] 話し相手になりたい

[00:06:08] 君が来た朝を後悔するなら

[00:06:14] 更なる痛みを産むべきではない

[00:06:21] 君が行く夜を肯定するなら

[00:06:28] その子もまた人生を愛すだろう

[00:06:33] お孃さん

[00:06:35] 君の哀しみを

[00:06:38] 因数分解してみようか？

[00:06:41] 幸福の最大公約数を

[00:06:45] 求めてみようか？

[00:06:48] 埃を払ってさぁお発ちなさい

[00:06:55] 君の旅はまだ続くのだから

[00:07:00] ようなら

[00:07:02] 「 Mademoiselle

[00:07:04] もう心は決まったようだならば

[00:07:08] さぁ胸を張れで行きなさい

[00:07:13] 君は君の地平線を目指し」

[00:07:18] 「 メルスィムスィユー サヴァン」

[00:07:26] 「探したぞChristophe」

[00:07:31] 「其処にロマンは在るのかしら？」