《うつら》歌词

[00:00:00] うつら (似睡非睡) - ぬゆり/v flower

[00:00:21] 煙の中で鈍くなっていた

[00:00:24] 痺れたまま横たわり眠った

[00:00:28] 上の階から響く怒声は

[00:00:31] 優しかった母親に似ていた

[00:00:34] 行くべき場所も何もないまま

[00:00:38] コンビニで初めての会話を

[00:00:41] あの時僕は前後不覚に

[00:00:45] 声を裏返した

[00:00:47] 幼いころ考えてた

[00:00:50] 最悪の日々を今

[00:00:55] 絶望も忘れて唯生きている

[00:01:01] 生かされている

[00:01:04] 漠然と今を疑った

[00:01:08] 只疑った

[00:01:09] それ以上はないまま

[00:01:12] 日が沈みきった

[00:01:14] 夜明けを待った

[00:01:16] どこも行けないで

[00:01:19] もどかしくなった

[00:01:21] 失望ばっか

[00:01:23] 溜め込んでばかりでは

[00:01:26] 言ったいことも無いから

[00:01:29] 僕はでたらめに歌う

[00:01:47] 青い温度は干からびていった

[00:01:50] 想像力はどうに失った

[00:01:53] 耳元で鳴っている羽音を

[00:01:57] イヤホンで隠した

[00:01:59] 知覚したままじゃ

[00:02:01] 次の季節に行けないから

[00:02:07] 何を写すでもない

[00:02:10] 暮らしでまだ

[00:02:14] 立ち尽くしている

[00:02:16] 張り詰めた息を失った

[00:02:19] また失った

[00:02:21] 嫌いにならないでくれ

[00:02:24] どうか見限って

[00:02:26] もう見限って

[00:02:28] 何も答えられない

[00:02:31] 息が早くて張り裂けそうだ

[00:02:35] 知らぬ間に僕は僕だ

[00:02:38] 結局何も捨てられないまま

[00:02:43] 重くなっていく

[00:03:26] 苦しみがあった

[00:03:28] それだけだった

[00:03:33] 何もなくなった

[00:03:35] それだけだった

[00:03:38] 漠然と今を疑った

[00:03:42] 只疑った

[00:03:43] それ以上はないまま

[00:03:46] 日が沈みきった

[00:03:49] 夜明けを待った

[00:03:50] どこも行けないで

[00:03:53] 気づけば嘘だ

[00:03:55] 人間だった

[00:03:57] 固執するしかできない

[00:04:00] こうのこみどうだかんだ

[00:04:03] 痛々しいほどに鈍感だ