《愛き夜道》歌词

[00:00:00] 愛き夜道 - 海德德

[00:00:04] 向こうの世界はいつも賑やか

[00:00:10] だけどどこかつまらなそうだ

[00:00:16] 『一緒に笑える』それだけのこと

[00:00:21] とても大切なこと

[00:00:26] 教えてくれた君への感謝は

[00:00:32] 尽きないけど｢ありがとう｣とは

[00:00:37] 照れくさくて言えそうにない

[00:00:43] 今夜も黙って乾杯

[00:00:51] ｢憂世鬱世｣云々嘆き節

[00:00:55] 肴に呷る酒の苦味よ

[00:00:59] けれども染み入り酔いぬのは

[00:01:02] 君と居るからこそ

[00:01:06] 月夜に想い耽る

[00:01:08] 一方的な送り舟

[00:01:09] 何時何時苦しみ酒が染み

[00:01:12] またあの日を慈しみ

[00:01:13] 癖に成る様な嫌な辛味

[00:01:15] 酒は進めど蟠り

[00:01:17] 盃に君を投影

[00:01:19] する度波紋や花見月

[00:01:21] 瞳が嵩を増さす

[00:01:22] 揺れる心は過度な摩擦

[00:01:24] 笑い話にも出来ずに

[00:01:26] 想いは盥回し

[00:01:28] それでも回る世界

[00:01:29] そう変わらず二人は存在してる

[00:01:31] 今でも垢抜けない

[00:01:33] 想いが交差し後悔し寝る

[00:01:34] 向こうの世界は平穏無事

[00:01:37] だけどどこか息苦しそうだ

[00:01:41] 肩の力を抜き過ごせる

[00:01:45] 場所ではないのだろう

[00:01:48] ｢渡世は厭世｣云々恨み節

[00:01:52] 肴に浸る酒の苦味よ

[00:01:55] けれども染み入り酔いぬのは

[00:01:59] 君が居るからこそ

[00:02:03] 僕は名前も知られてない

[00:02:06] 君の周りには人集り

[00:02:09] だから僕は少し離れた

[00:02:13] 場所で君を見ていた

[00:02:16] 薄ざわめき雲隠れの月

[00:02:20] 妙に肌寒い夜の小道

[00:02:23] 足元を照らす程度でいい

[00:02:27] 今夜は灯りが欲しい

[00:02:31] 当面の予定は未定

[00:02:33] そう透明で依然差し出す両手

[00:02:35] 二人が見ず知らず

[00:02:36] 何て想いだす意気地無し

[00:02:38] 未来予想すら

[00:02:40] 幾ら重ねても肥大妄想

[00:02:42] 喉を詰まる言いたい事

[00:02:44] 弱音を吐き崩れる膝小僧

[00:02:45] たまにの晩釈然の晩酌

[00:02:47] 全能まではいかず

[00:02:49] ｢またいつか｣だけは誓う

[00:02:51] それで明日が始まりだす

[00:02:53] 実が無い話も根堀り葉堀り

[00:02:55] 二人の時間に華を咲かす

[00:02:57] 実感出来れば有終の美

[00:02:58] 貴方の立場も重々承知

[00:02:59] 向こうの世界が幕を閉じて

[00:03:02] 彼らは大きく息をついた

[00:03:06] 僕らもいずれ別れるだろう

[00:03:09] それぞれの行く先

[00:03:12] 君との別れは

[00:03:14] ちょっと悲しいけど

[00:03:16] 涙の別れはもっとつらい

[00:03:20] だから僕はきっとその時

[00:03:23] 笑いながらに言うよ

[00:03:28] 二人騒ぎ二人酔い耽る

[00:03:32] 今夜が最後でもないのに

[00:03:36] 僕の視界がぼやけていく

[00:03:39] 袖でこっそり拭う

[00:03:42] 薄雲越えて注ぐ月明かり

[00:03:46] 君と寄り添ってこの夜道

[00:03:50] 今夜は月が明るいけど

[00:03:53] もう少しこのまま

[00:03:57] ｢憂世鬱世｣云々嘆き節

[00:04:00] 肴に呷る酒の苦味よ

[00:04:04] けれども染み入り酔いぬのは

[00:04:07] 君と居たからこそ

[00:04:11] ｢渡世は厭世｣云々恨み節

[00:04:14] 肴に浸る酒の苦味よ

[00:04:18] けれども染み入り酔いぬのは

[00:04:22] 君が居たからこそ