《月の法善寺横町》歌词

[00:00:00] 月の法善寺横町 (月之法善寺横町) - 藤島桓夫 (ふじしま たけお)

[00:00:09] 词：Tetsu Tonimura

[00:00:19] 曲：Keiou Iida

[00:00:29] 庖丁一本さらしに巻いて

[00:00:36] 旅へ出るのも板場の修業

[00:00:43] 待っててこいさん

[00:00:47] 哀しいだろうが

[00:00:50] ああ若い二人の

[00:00:57] 想い出にじむ法善寺

[00:01:01] 月も未練な十三夜

[00:01:11] こいさんがわてを

[00:01:13] はじめて法善寺へ

[00:01:14] つれて来てくれはったのは

[00:01:16] 「藤よ志」に

[00:01:16] 奉公に上った晩やった

[00:01:19] はよう立派な

[00:01:20] お板場はんになりいやゆうて

[00:01:22] 長いこと水掛不動さんに

[00:01:23] お願いしてくれはりましたなあ

[00:01:25] あの晩からわてはわては

[00:01:27] こいさんが好きになりました

[00:01:37] 腕をみがいて浪花に戻りゃ

[00:01:44] 晴れて添われる仲ではないか

[00:01:52] お願いこいさん泣かずにおくれ

[00:01:59] ああいまの私には

[00:02:06] 親方はんにすまないが

[00:02:10] 味の暖簾にゃ刃が立たぬ

[00:02:22] 死ぬ程苦しかったわてらの恋も

[00:02:25] 親方はんは許してくれはった

[00:02:28] あとはみっちり

[00:02:29] 庖丁の修業をつんで

[00:02:31] 一人前の料理人になることや

[00:02:33] なこいさん待っててや

[00:02:36] ええなこいさん

[00:02:45] 意地と恋とを庖丁にかけて

[00:02:53] 両手あわせる水掛不動

[00:03:00] さいならこいさんしばしの別れ

[00:03:07] ああ夫婦善哉

[00:03:14] 想い出横丁法善寺

[00:03:18] 名残りつきない灯がうるむ