《Ano Hi No Jugyo Atarashii Kenpo No Hanashi》歌词

[00:00:00] Ano Hi No Jugyo Atarashii Kenpo No Hanashi - 笠木透

[00:00:07] 词：笠木透

[00:00:14] 曲：安川誠

[00:00:22] あの日の先生は輝いて見えた

[00:00:33] 大きな声で教科書を

[00:00:38] 読んでくださった

[00:00:43] ほとんど何も

[00:00:49] 分からなかったけれど

[00:00:54] 心に刻まれたあの日の授業

[00:01:06] そこで今度の憲法では日本の国が

[00:01:11] 決して二度と

[00:01:12] 戦争をしないようにと

[00:01:14] 二つのことを決めました

[00:01:17] その一つは兵隊も軍艦も飛行機も

[00:01:20] およそ戦争をするためのものは

[00:01:22] いっさい持たないということです

[00:01:26] これからさき日本には

[00:01:28] 陸軍も海軍も空軍もないのです

[00:01:31] これを戦力の放棄といいます

[00:01:34] 『放棄』とは『捨ててしまう』

[00:01:37] ということです

[00:01:38] しかしみなさんは

[00:01:40] 決して心細く思うことは

[00:01:42] ありません

[00:01:43] 日本は正しいことを

[00:01:45] 他の国より先に行ったのです

[00:01:49] 世の中に正しいことぐらい

[00:01:51] 強いものはありません

[00:01:58] あの日の先生は熱っぽかった

[00:02:09] これだけは決して

[00:02:14] 忘れてはいかんぞ

[00:02:19] あわをふいてほえたり叫んだり

[00:02:30] 心に刻まれたあの日の授業

[00:02:43] もう一つは

[00:02:44] よその国と

[00:02:45] 争いごとがおこったとき

[00:02:47] 決して戦争によって

[00:02:49] 相手を負かして

[00:02:50] 自分の言いぶんを通そうとしない

[00:02:53] ということを決めたのです

[00:02:55] おだやかに相談をして

[00:02:57] 決まりをつけようと云うのです

[00:02:59] なぜならば

[00:03:01] いくさをしかけることは

[00:03:03] 結局自分の国をほろぼす

[00:03:05] ようなはめになるからです

[00:03:07] また戦争とまでゆかずとも

[00:03:09] 国の力で相手を

[00:03:11] おどかすようなことは

[00:03:12] いっさいしないことに

[00:03:13] 決めたのです

[00:03:15] これを戦争の放棄というのです

[00:03:19] そうしてよその国となかよくして

[00:03:22] 世界中の国が

[00:03:23] よい友達になってくれる

[00:03:24] ようにすれば

[00:03:25] 日本の国は栄えてゆけるのです

[00:03:33] あの日の先生は涙ぐんでいた

[00:03:45] 教え子を戦場へ送ってしまった

[00:03:55] 自らをせめておられたのだろう

[00:04:06] 今ごろ分かったあの日の授業

[00:04:16] あの日の先生は輝いて見えた

[00:04:27] 大きな声で教科書を

[00:04:32] 読んでくださった

[00:04:38] ほとんど何も

[00:04:43] 分からなかったけれど

[00:04:49] 心に刻まれたあの日の授業