《再生》歌词

[00:00:00] 再生 - 柴咲コウ (柴崎幸)

[00:00:01] 詞∶柴咲コウ

[00:00:02] 曲∶FLAT 5th 岡本弥紀

[00:00:03] さよならから始めてみよう

[00:00:06] さよならから今を生きよう

[00:00:29] あやまることを躊躇った

[00:00:34] 人のせいにしておきたかった

[00:00:38] 気づいたらいつしか

[00:00:44] きみはいなくなってた

[00:00:50] “追いかけたところできっと

[00:00:55] 手に入れることはできない”

[00:01:00] 傷つく必要はない

[00:01:05] ならば壊してしまえと

[00:01:10] 与えられるものを上手く掴めず

[00:01:18] 歴史たどって倣った果て

[00:01:24] 「どうしてこんなに脆弱なの」と

[00:01:29] 誰が責められるの?

[00:01:33] すがりたくていつの日からか

[00:01:38] 求めたのは 神のような手

[00:01:43] 眼を凝らせばその手のひらは

[00:01:49] 薄汚れているとわかるのに

[00:01:55] 霞んでいたこの眼は誰しもが

[00:02:00] 素通りする「それ」を掴んで

[00:02:06] なにより人の手がすぐそばに

[00:02:11] あることを喜んだ

[00:03:01] どうせいつか死んでしまう

[00:03:06] あとかたもなくなってしまう

[00:03:11] …ってその時点でもうすでに

[00:03:16] 形に捕われてる

[00:03:21] 理性 倫理 混沌 欲望 矛盾

[00:03:28] 望む 純潔 反し、束縛の中

[00:03:37] 抗うことに 意味を見いだしてしまった

[00:03:44] なにもなくて 中身は空で

[00:03:49] “都合”で消える この手は偽物(うそ)で

[00:03:54] ふりほどいて 自分の身体で

[00:04:00] 優しく生きるには遅いのか

[00:04:05] …守るもの増やすのは怖かった

[00:04:11] それでも事実、できていて

[00:04:16] 守るものがある、ただそれだけで

[00:04:22] 生きている価値だった