《サナエさん》歌词

[00:00:00] サナエさん - 凋叶棕 (without leaf)

[00:00:26] 三年B組のサナエさんは

[00:00:29] どこにでもいる

[00:00:31] 普通の女の子でした

[00:00:38] ところがある日

[00:00:39] 彼女の飼っていたペットが湖で

[00:00:43] 逃げてしまいました

[00:00:49] ペットのカエルとヘビを求めて

[00:00:52] サナエさんは湖を探しましたが

[00:00:55] 何も見つかりませんでした

[00:01:03] ところがそれからというものの

[00:01:06] サナエさんには

[00:01:07] 不思議な声が聞こえるのです

[00:01:15] 最初は小さな声でしたが

[00:01:17] 次第に大きく

[00:01:19] はっきり聞こえてきました

[00:01:26] 再び湖へと向かうと

[00:01:29] その声は強さを増して行き

[00:01:32] 「こっちへおいで」と

[00:01:33] 言うではありませんか

[00:01:41] 湖を見渡すとそこには

[00:01:45] いなくなったペットが

[00:01:47] 無数の仲間を引き連れて

[00:01:49] サナエさんを呼んでいたのです

[00:01:53] それからのサナエさんを

[00:01:56] 知る人は一人もいないのです

[00:01:59] 湖の中に

[00:02:01] 引き込まれたのだという噂です

[00:02:04] だけれどサナエさんは

[00:02:07] 寂しがり屋な女の子なので

[00:02:11] 同じくらいの女の子が

[00:02:13] 湖を通りがかると

[00:02:17] ほらサナエさんがあなたの後ろに

[00:02:31] 三年B組のサナエさんは

[00:02:33] ちょっと変わった

[00:02:35] 性格の女の子でした

[00:02:42] 彼女は見えないものが

[00:02:44] 見えるといって

[00:02:45] 気持ち

[00:02:46] 悪がられてしまっていました

[00:02:54] いつしかサナエさんは

[00:02:55] 避けられるようになり

[00:02:57] ついには虐められるように

[00:03:00] なってしまっていったのです

[00:03:08] 特に強くサナエさんを虐めていた

[00:03:11] 意地悪な女子がひとりいました

[00:03:19] 彼女はある日

[00:03:21] サナエさんを一人で

[00:03:22] 屋上へ来る様にと呼び出しました

[00:03:30] 彼女はそこからサナエさんを

[00:03:33] 突き落としてしまったのですが

[00:03:36] 下には誰も

[00:03:37] 居ないではありませんか

[00:03:45] それから暫くして

[00:03:48] その子は突然居なくなり

[00:03:51] 無数のヘビとカエルに埋もれ

[00:03:54] 死体で発見されたのです

[00:03:57] それからのサナエさんを

[00:04:00] 知る人は一人もいないのです

[00:04:04] 風とともに

[00:04:05] 消えてしまったのだという噂です

[00:04:09] だけれどサナエさんは

[00:04:12] 今でも探しているのでしょう

[00:04:15] 虐めていた子と

[00:04:17] 同じ髪型の子を見つけると

[00:04:21] ほらサナエさんが

[00:04:23] あなたの後ろに

[00:04:30] サナエさんを

[00:04:31] 知っていますか

[00:04:33] サナエさんは

[00:04:34] どこに居ますか

[00:04:36] もしかしたら

[00:04:37] あなたの街のどこかに

[00:04:39] サナエさんは

[00:04:42] 居るのかもしれません

[00:04:47] あなたを見つけ出そうと

[00:04:50] サナエさんは探しています

[00:04:54] ここまでの全てを知ってしまった

[00:04:57] そうあなたを

[00:04:59] たとえ興味本位であっても

[00:05:02] 彼女は見逃しません

[00:05:05] 真実を闇から

[00:05:07] 更なる闇へと誘う為に

[00:05:11] ほら

[00:05:12] サナエさんがあなたの後ろに