《心強きもの》歌词

[00:00:00] 心強きもの (原曲:時代親父とハイカラ少女) - めらみぽっぷ

[00:00:47] その身の丈山のごとく

[00:00:52] 雲さえ貫くほどの大男として

[00:00:57] 聞こえた

[00:00:58] それは心の弱きものには

[00:01:03] けして見つめることさえも

[00:01:07] 適わない化妖

[00:01:10] 恐るべき時代親父

[00:01:13] その噂の確かならばと

[00:01:18] 幾度も現れては

[00:01:21] 一人また一人と違え

[00:01:24] そんな姿にさえ怯えるもの

[00:01:30] 幾ら居たとて強きものとは

[00:01:33] 呼べることなく

[00:01:35] 居るならば強き者心に

[00:01:38] 雲ひとつ翳らぬもの

[00:01:41] それか剛胆豪放剛にして

[00:01:45] 怯えぬもの

[00:01:47] されど未だ影も見ず

[00:01:52] 幾度も軟弱者を屠っても

[00:01:56] 時代親父は満たされず

[00:01:59] いつしか思い描く姿

[00:02:02] 強者やはいつ来る

[00:02:04] 意味なき殺生を重ねては

[00:02:08] 失意に暮れる日々

[00:02:10] 我真に強き者を

[00:02:13] 求めては風任せ

[00:02:16] その行方は明日往く雲の先

[00:03:01] そしてまた暮れ往く空の下

[00:03:06] 空ろに影を揺らして

[00:03:09] 佇む入道のあれば

[00:03:12] ここに足を鳴らしてその影を

[00:03:18] 我が道より除けとばかりに

[00:03:22] 踏むものが来る

[00:03:24] 見るにハイカラな少女

[00:03:27] その噂に名高ければ

[00:03:32] その姿を一目見ては

[00:03:36] 逃げ帰らぬもののなく

[00:03:38] しかるにその幼さの残る顔に

[00:03:44] 不敵な笑みさえ

[00:03:46] 湛え歩み留めることなし

[00:03:49] その瞳凛として何にも

[00:03:52] 屈さぬ不撓不屈さ

[00:03:56] 己が強さを疑わず生きる

[00:04:00] その目の彩

[00:04:02] まるで恐れを知らぬ者

[00:04:08] それはけして偽りでなく

[00:04:13] 斯様な強きもののあること

[00:04:19] それを遠く探していたと

[00:04:24] その姿凛として

[00:04:30] 見越したり

[00:04:31] その正体見破ったらば

[00:04:34] 何も恐れることはなし

[00:04:36] されば消えよ見越し入道

[00:04:39] その悪事これまでよ

[00:04:42] 笑顔さえ見せながらも

[00:04:45] 毅然と告げるその声に

[00:04:48] 時代親父も笑顔さえ

[00:04:51] 浮かべていたことか

[00:04:54] 強きもの

[00:04:55] 心の強きもの

[00:04:57] 恐れを知らぬもの

[00:04:59] そしてそれに付き従うが

[00:05:02] 時代親父の本懐

[00:05:05] 守り守られ手を取り合う影二つ

[00:05:12] 雲居に咲く一輪の花