《雪の舞い (“絵岛生岛”より)》歌词

[00:00:00] 雪の舞い (“絵岛生岛”より) - 島津亜矢 (しまづ あや)

[00:00:10] 詞：チコ早苗

[00:00:20] 曲：村沢良介

[00:00:31] 恋とは 苦しくて 切なくて…

[00:00:36] 狂おしいほど燃えるのが…恋

[00:00:50] 花のお江戸の 噂の陰で

[00:01:04] 絵島哀しや 恋に泣く

[00:01:18] 掟に背き 解いた帯は

[00:01:25] 弱いおんなの 夢ですか

[00:01:32] あぁ…雪ですね

[00:01:39] 身体が冷える 心が凍る

[00:01:45] …峠越え

[00:02:01] 庭の椿の花に雪が舞ってます

[00:02:06] 絵島はこの大奥へ来て

[00:02:10] 生島に逢うことが出来ました

[00:02:12] そして殿方を

[00:02:15] 愛することを知りました

[00:02:18] 他人にかくれて逢う

[00:02:19] 辛さも知りました

[00:02:22] でも倖せでした

[00:02:26] たとえ

[00:02:28] 不義と云われようとも…

[00:02:34] 峠越えたら

[00:02:41] 二度とは逢えぬ

[00:02:48] 江戸を追われた かくれ笠

[00:03:02] みだれた髪を 手櫛で束ね

[00:03:10] もらす吐息も 白い夜

[00:03:16] あぁ…辛すぎる

[00:03:23] 灯りがにじむ 命火揺れる

[00:03:29] …しぐれ宿

[00:03:46] あぁ…灯りが消えます

[00:03:50] 生島の髪の

[00:03:51] 匂いがただよいます

[00:03:54] 唇に紅を差し

[00:03:56] 薄物一枚の白無垢で

[00:03:59] 市中引き廻しの上

[00:04:01] 信濃の高遠へ幽閉…

[00:04:05] 江戸の噂では…

[00:04:06] 生島は獄門張り付けの

[00:04:09] 罪とか…

[00:04:11] たとえあの世へ行っても

[00:04:15] 二人は必ず逢えると

[00:04:19] 信じています

[00:04:25] しぐれ宿なら 噂も消えて

[00:04:39] 夢と添い寝の 夜が更ける

[00:04:53] 手鏡のぞき 面影重ね

[00:05:01] そっと瞼を 閉じてみる

[00:05:07] あぁ…切ないね

[00:05:14] 生島恋し 絵島が踊る

[00:05:20] …雪の舞い

[00:05:36] あぁ…夢が散ります

[00:05:39] 愛が消えます

[00:05:42] 新五郎さま