找歌词就来最浮云

《不确定蜃気楼は灰色の街の片隅で》歌词

所属专辑: 歌手: 少女病 时长: 06:38
不确定蜃気楼は灰色の街の片隅で

[00:06:38] プレゼント

[00:06:38] Lyrics:少女病

[00:06:38] Compose&Arrange:RD-Sounds

[00:06:38] Vocal:Mitsuki

[00:06:38] Voices:悠木碧

[00:06:38] By 少女病 - 聖骸メロフォビア

[00:06:38] 『夫に先立たれた母親と、

[00:06:38] その一人娘。二人きりの家族。

[00:06:38] 娘を女手一つで立派に育て上げるための仕事には休みなどなく、

[00:06:38] 昼夜もなくひたすらにその手を動かし続けていた。

[00:06:38] 部屋に響くのは、単調なミシンの作動音だけ。

[00:06:38] 疲労は隠し切れずに、

[00:06:38] 口を開くための力さえも仕事に集中させてか、母娘の

[00:06:38] 会話は日に日に減っていって――――』

[00:06:38] ため息の重さは 年々 ah...増してゆくばかり

[00:06:38] 『肩でも叩こうか』なんて 言葉さえかけ辛くて

[00:06:38] 『大丈夫?』 『負担じゃない?』

[00:06:38] 言えずにただ空を切るばかりで

[00:06:38] 昔みたいに笑いあえたら どんなにいいだろう――――?

[00:06:38] 心が痛かった こんなに忙しくなったのは

[00:06:38] 私が学校に通うようになってからのことだから

[00:06:38] 「学校を辞めて、ねぇ。私も一緒に働きたいな」

[00:06:38] そう伝えた夜初めて泣いて怒られたっけ

[00:06:38] ごめんねママ

[00:06:38] 無理をしてくれているのは私のためってわかってるよ?

[00:06:38] でも寂しい気持ちが消えなくて

[00:06:38] もっと一緒の時間を過ごせたらいいな、なんて

[00:06:38] 言えない これ以上甘えられない

[00:06:38] 「今はしっかり勉強することが大切。

[00:06:38] 頭ではそう理解しているつもり。

[00:06:38] でも、こんなに近くにいるのに、心が少しずつ離れていくみたいで。

[00:06:38] 何かしたい。けど、こんな私に何ができるんだろ……?」

[00:06:38] 時計の針はもう すっかり ah...朝を刺していた

[00:06:38] 『また今日も寝ず働いて……。いつか体を壊すよ?』

[00:06:38] 意を決して聞いてみた

[00:06:38] 「一ヶ月にどのくらいお金があれば家族二人で生活できるの?」

[00:06:38] ママは悲しそうに

[00:06:38] 「またあなたも働きたいって言い出すの?」って小さく呟いた

[00:06:38] 『そうじゃない』 まだ言えないけど

[00:06:38] 私にも、できること。 喜ばれるかはわからないけど

[00:06:38] その日から学校帰りに 秘密の日課を増やした

[00:06:38] 広場でママに昔教えてもらった 歌を奏で続けた

[00:06:38] 毎日 雨の日も風の日も 休まず歌って……

[00:06:38] そして今日はママの誕生日

[00:06:38] 一か月分はとても無理だったけど

[00:06:38] 今日一日休んでもいいくらい お金を貯められたんだよ

[00:06:38] さあ、受け取ってねママ

[00:06:38] 今日はゆっくりと 二人でいよう?

[00:06:38] ――――いつも、ありがとう

[00:06:38] 『たった一日だけの休息のプレゼント。

[00:06:38] けれど、その日は二人にとってとても大切な。

[00:06:38] いつまでも忘れられない日になった――――』